CD、レーベル：Ftarri、CD番号：ftarri-969、2022年7月発売。

Katie Porter は即興 / 実験 / 現代音楽のフィールドで活動する米国人クラリネット奏者。数々のプロジェクトに関わり、Jurg Frey、Anne Guthrie、Sarah Hennies、Michael Pisaro、Arthur Russell、Craig Shepard、Christian Wolff を含む多くの現代作曲家の作品を初演。Edition Wandelweiser (ドイツ)、Infrequent Seams (米国)、Michael Pisaro が運営する Gravity Wave (米国) からCDをリリース。一方の Lucio Capece はベルリンを拠点に活動する、アルゼンチン出身の作曲家 / 即興演奏家。バス・クラリネットとソプラノ・サックスを使用することが多いが、楽器として様々なツールを駆使した旺盛な活動で知られる。Another Timbre (英国)、Potratch (フランス)、Entr'acte (ベルギー)、Erstwhile (米国) をはじめ、多数のレーベルから話題作、注目作を連発している。

本CDは、Katie Porter と Lucio Capece が2020年から2021年にかけて１年間続けた週一回のオンライン・ミーティングの成果。Porter と Capece はミーティングを通して、ふたつの曲 "Phase to Phase 1"、"Phase to Phase 2" を作曲。さらにリハーサルを続け、最終的にレコーディングをおこなった。本CDにはこの２曲 (28分と17分) を収録。Katie Porter はバス・クラリネットと E♭ コントラバス・クラリネットを、Lucio Capece はバス・クラリネットを使用している。

価格：1500 円