CD、レーベル:Improvised Music from Japan、CD番号:IMJ-518、2004年7月発売。
アルト・サックス奏者、大蔵雅彦はこれまで、ソロ演奏、自ら率いるジャズロック・バンド GNU、秋山徹次とユタカワサキとの即興演奏トリオ BJECT 、国内外の即興演奏家との頻繁な共演と多種多彩な活動を展開してきた。本アルバムではアルト・サックスに加え、バス・クラリネット、さらにマウスピースとチューブを組み合わせた自家製リード楽器 (その名も tube) も使用し、豊かな音楽言語の修得に成功している。GNU 名義で3枚、BJECT 名義で2枚のCDを発表した後、大蔵が満を持して世に問うソロ・デビュー・アルバムが本作。アルト・サックス、バス・クラリネット、チューブを使った全6曲はいずれも GNU の持つポップ性を完全に排除し、楽器の微妙な鳴りと響き具合を際だたせて提示した、極めて抽象度の高い作品に仕上がっている。大蔵独自の高度な音楽性を如実に示した傑作!
mp3 excerpt: track 1特価:1500円 (通常価格2000円のところ)