CD、レーベル:Improvised Music from Japan、CD番号:IMJ-519、2004年7月発売。
国内外の即興音楽シーンにおける、秋山徹次に対する関心の高さは凄まじいものがある。日本はもとより、ヨーロッパ各国、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで多くのライヴ演奏をこなし、これらの国々のレーベルからのソロや各種コラボレーションでのアルバム・リリース・ラッシュが今も続いている。そんな彼の代表作のひとつである本作は、2002年7月のオーストラリア・ツアー中に、シドニーのスタジオでマーティン・ング (ターンテーブル・フィードバック) とのデュオで録音したもの。秋山の使用楽器はアコースティック・ギター。マーティン・ングは当時シドニーに住み、やはりシドニー在住のギタリスト、オレン・アンバーチとの共演作や、マルタン・テトローや大友良英も加わった2002年5月の英国「Turntable Hell」ツアーのメンバーとして知られる。全4曲、両者とも何の楽器を使っているのか言われなければ想像しがたいサウンドは、非常にふくよかな色彩感と、ある種荘厳な雰囲気を醸し出し、聴く者を圧倒する。
mp3 excerpt: track 1特価:1500円 (通常価格2000円のところ)