CD、レーベル:Meenna、CD番号:meenna-963、2022年7月発売。
2021年3月17日、秋山徹次、片岡彩子、小田井清充の3人は東京、水道橋の Ftarri でコンサートをおこなった。本CDにはその日の演奏2セット (25分と34分) を完全収録。秋山徹次はエレクトリック・ギター、片岡彩子はターンテーブル、エレクトロニクス、ヴォイス、小田井清充はコンピュータを使用。
秋山徹次は東京在住だが、国内はもとより海外にも頻繁に出かけ演奏活動をおこない、今や世界的に著名な即興演奏家 / ギター奏者。CDやLPも世界各国のレーベルから数多くリリースしている。片岡彩子と小田井清充は秋山に比して経験や知名度は落ちるが、ふたりとも今後の飛躍を予見するに足る十分な素養を身につけている。片岡は米国西海岸のミルズ・カレッジで電子音楽科修士課程を修了し、Pauline Oliveros、Maggi Payne らに師事。音響、空間、身体の相互エフェクトを探究しながら、サウンド・アート、サウンド・インスタレーション、パフォーマンス作品を発表している。小田井清充は早稲田大学法学部卒業後、渡米し作曲を学ぶ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校より博士号取得。Clarence Barlow、Curtis Roads、Roscoe Mitchell、Hilda Paredes らに師事。欧米各地で作曲家 / 即興演奏家 (ピアノ、キーボード、コンピューター) として活動し高く評価され、Jeunesses 国際作曲コンクール (ルーマニア) 入賞、Sherrill C. Corwin 賞 (米国) 大編成アンサンブル部門第1位、同賞電子音楽部門第1位など受賞も多い。
価格:1500 円