CD、レーベル:Meenna、CD番号:meenna-981、2018年8月発売。
エレクトロベースと称する改造ベース・ギターを演奏する竹下勇馬と、ドラマー / パーカッショニストの石原雄治は、Tumo (ツーモ) という名の下で即興演奏をおこなうデュオ・プロジェクトを続けている。Ftarri では、演奏力では定評のある竹下と石原の Tumo に、作曲作品を演奏してもらうコンサート・シリーズを2017年に4回実施。2017年11月5日におこなった最後のコンサートでは、チリのギタリスト、クリスチャン・アルヴェアール (Cristian Alvear) が来日した機会を捉え、アルヴェアールに委嘱したテキスト・スコアの作品 "DosCuatro" [2017] を演奏。コンサートでは、まず Tumo だけで "DosCuatro" を演奏し、その後、アルヴェアールを加えた3人で同曲を演奏した。本CDには、それぞれ約21分の両方の演奏を収録。どちらの演奏もすばらしいが、同じ曲ながら表情を大きく変えるあたりは、アルヴェアールのスコアと演奏の妙。
mp3 excerpt: track 1価格:1500円