1962年大阪生まれ。 12才からギターを弾き始めジャズに傾倒、1982年から東京で音楽理論等を学ぶ。85年から故高柳昌行に師事、楽器の基礎と高柳の音楽哲学を学ぶ。93年から兵庫県在住。いわゆるクラシックやポピュラーの類から、ノイズ・抽象に至るまでその音楽活動は多岐に渡り、特にアブストラクトなジャズと現代音楽的アプローチのインプロヴィゼーション・ギター・ミュージックは、視覚的イメージと独自の理論構成によって精緻かつ大胆に奏され、その独特な響きと透明な音色は国内外の多くのリスナーを魅了している。また、96年からスタートした「series EXISTENCE」は、サウンドと視覚との美的抽象空間共有を目指すライフワークとして実践を継続し、他の分野のアーティストとのコラボレーションも多数手がけている。