ウィーンのクラウス・フィリップ（コンピュータ奏者 / プログラマー）とベルリンのカイ・ファガシンスキー（クラリネット奏者 / 作曲家）が、2004年に始動したデュオ・プロジェクト。サインウェイヴとクラリネットの非常にシンプルな音使いにより、極めて繊細かつ緊張度の高い演奏がおこなわれる。2005年にポルトガルのレーベル Creative Sources より、デビュー作『Stand Clear』をリリース。初来日。
クラウス・フィリップ (Klaus Filip)（写真右）
多くの著名ミュージシャンが愛用するライヴ・インプロヴィゼーションのためのコンピュータ・ソフトウェア "lloopp" の開発でも知られる。自身それを使い、サインウェイヴのみを用いた演奏をおこなう。2006年には中村としまるとのデュオ『aluk』(Improvised Music from Japan) をリリース。
カイ・ファガシンスキー (Kai Fagaschinski)（写真左）
メロディに至る以前の音楽性に焦点を当て、作曲と即興の境界上で活動するクラリネット奏者。Michael Thieke とのクラリネット・デュオ International Nothing（2006年 Ftarri より『mainstream』をリリース）や、Michael Thieke、Margareth Kammerer、Christof Kurzmann との The Magic I.D. などでも活躍。初来日。
Los Glissandinos ウェブサイト（英語とドイツ語）