宇波拓と中村としまるによるサウンド、飯田克明による詩の朗読、杉本拓による映像と作曲からなるプロジェクト(バンド)。言葉と映像と音の持つ意味性が、それらが重なったり単独で示されることによってどう変化するかを実験している。
杉本拓(すぎもとたく)
宇波拓、大蔵雅彦との「室内楽コンサート」をほぼ毎月、千駄ヶ谷ループラインで、「杉本拓作曲シリーズ」を不定期に明大前キッド・アイラック・アート・ホールで開催。レーベル slubmusic 主宰し、自身の作品のほか、宇波拓、木下和重、ラドゥ・マルファッティ、アントワン・ボイガーなどの作品をリリース。
杉本拓 ホームページ(Improvised Music from Japan ウェブサイト)
飯田克明(いいだかつあき)
マネージャー、イラストレーターとしていくつかのパンク・バンドに関わった後、2005年から詩作を開始。「オペラ南十字星」への参加をきっかけに、杉本拓や宇波拓らを中心としたプロジェクトに語り手やパフォーマーとして参加する機会が増える。下北沢でカウンターのみの居酒屋「第二休憩所」のマスターをつとめる。
中村としまる(なかむらとしまる)
ノーインプット・ミキシング・ボード奏者。市販の小型オーディオ・ミキサーに帰還に因る発振を起こらしめるようにしむけて、ノーインプット・ミキシング・ボードと名づける。それを用いて即興演奏をおこなう。
中村としまる ホームページ(Improvised Music from Japan ウェブサイト)
宇波拓(うなみたく)
1976年東京生まれ。主にコンピュータとギターを用いる即興演奏家 / 作曲家。話題の脱力系バンド HOSE のリーダー。細馬宏通のかえる目や大友良英のONJOのメンバーでもある。hibari music を主宰し、CDリリースやコンサート企画も活発におこなう。最近の多岐にわたる精力的な活動には目を見張るものがある。