CD
ftarri-215
限定500部
2022年2月27日発売
価格 2,000 円 + 税
Online CD ショップ
Collectively composed by Kai Fagaschinski and Michael Thieke, 2019-2021
The International Nothing
Kai Fagaschinski: clarinet (right)
Michael Thieke: clarinet (left)
2021年6月21〜25日に、Kai Fagaschinski の部屋で Michael Thieke が録音
ミックス：Michael Thieke + Kai Fagaschinski
マスタリング：Werner Dafeldecker
デザイン：tanabemse
極厚紙見開きジャケット
インターナショナル・ナッシング (The International Nothing) は、ドイツ、ベルリン在住のふたりのクラリネット奏者、カイ・ファガシンスキー (Kai Fagaschinski) とミヒャエル・ティーケ (Michael Thieke) のクラリネット・デュオ・プロジェクト。2006年にデビュー・アルバム『Mainstream』を Ftarri レーベルよりリリースして以降、2010年に『Less Action, Less Excitement, Less Everything』、2014年に『The Dark Side of Success』、2018年に『In Doubt We Trust』と、４年ごとに Ftarri よりアルバムをリリースし、世界的に高い評価を得てきた。そして再び前作から４年後の2022年、５作目となる『Just None of Those Things』が満を持しての登場となった。
ファガシンスキーとティーケはどちらも即興演奏家として知られるが、インターナショナル・ナッシングでは、ふたりが長期にわたり共同で丹念に練り上げた作曲作品を演奏することになっている。本アルバムには、42分の『Just None of Those Things』１曲が収録されているが、この曲も2019年〜2021年に両者がじっくりと時間をかけて作り上げ、最終的に2021年6月21日〜25日にレコーディングをおこなった。
デビュー作の時から、高い技量に裏打ちされ、繊細で緻密で美しさに溢れた彼らの演奏は大きな評判を呼んだが、新作でのさらなる高みに到達した見事な構成と演奏内容には驚嘆せざるをえない。間違いなく、インターナショナル・ナッシングの最高傑作とみなされるべきアルバム。また、和紙の風合いを持つ新鳥の子紙を使った極厚の紙ジャケットに日本人 tanabemse の美麗なアートワークを施した豪華な装丁は、彼らのファースト・アルバムから続くお約束で、今回もまた、目を見張る素晴らしさ！！
