CD
hitorri-973
限定200部
2022年11月27日発売
価格 1,500 円 + 税
大蔵雅彦:クラリネット (1, 2)、バス・クラリネット (3)、コントラバス・クラリネット (4, 5)
現在自分でアートワークを描くなら女性像は避けて通れないという思いが本作の制作開始当初からありました。管楽器演奏として最も原初的な形態である無伴奏即興ソロ音源のためのアイコン/アバターを描くことにより感情と接続し、自分の中の自由意志と自己決定についてのふたつの仮説を相互に参照する必要があったのです。それらは別のレイヤーに書かれた同じものである可能性が高いと私は考えています。(大蔵雅彦)
大蔵雅彦は東京在住のクラリネットやアルト・サックスを演奏するリード奏者、即興演奏家、作曲家。リード奏者としての演奏とは一線を画すソロ・プロジェクトの Active Recovering Music での活動も意欲的に進めている。実験音楽アンサンブル Suidobashi Chamber Ensemble のメンバーでもある。
大蔵は2004年に Improvised Music from Japan レーベルよりソロ・アルバム『Time Service』をリリース。アルト・サックス、バス・クラリネット、チューブを使った個性豊かな演奏が国内外で話題を呼んだ。しかしそれ以来、不思議にソロ・アルバムのリリースはなかった。大蔵は2019年、自主レーベル No Schools Recordings から、クラリット / コントラバス・クラリネットのソロ演奏を収録したカセット・テープを発売。そして2022年、本アルバムにより、実に18年ぶりとなるソロCDのリリースが実現した。クラリネットによる2曲、バス・クラリネットによる1曲、コントラバス・クラリネットによる2曲と、クラリネット属3種による全5曲の即興演奏を収録。大蔵でしか生み出し得ないユニークな音楽性をご堪能あれ!!