CD
Improvised Music from Japan, IMJ-512
2003年10月発売
価格 2,000 円 + 税
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ペーター・ブロッツマン:タロガト、バス・クラリネット、テナー・サックス
羽野昌二:ドラムス、パーカッション
フリージャズ・ドラマー羽野昌二と、ドイツの巨漢サックス奏者でヨーロッパ・フリー・インプロヴィゼーションの第一人者ペーター・ブロッツマンとの出会いは、80年代初頭の日本にまで遡る。羽野が初めて渡欧し、ドイツでブロッツマンと共演したのが1990年。その翌年91年秋に、羽野はブロッツマンを日本に招きデュオ・ツアーをおこなった。本作はそのツアーの一環として、つくば「Aku Aku」でおこなったライヴ演奏を完全収録したもの。羽野は自身のレーベル EGG よりこの時のライヴ演奏を、同じ『Funny Rat』のタイトルでカセット・テープで1992年にリリースしたが、その時は演奏されたものの収録されない曲が1曲あった。今回のCDリリースにあたっては、その未発表1曲 (4曲目) も加えた演奏曲5曲すべてを収録している。その後、毎年のように日本またはヨーロッパで頻繁に共演を続けたふたりの、最初期のパワフルなコラボレーションを捉えた貴重な記録。