CD
Improvised Music from Japan, IMJ-517
2004年3月28日発売
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Sachiko M with two sinewaves on one empty sampler
Sachiko M はサンプラーを"楽器"として使用するミュージシャンだが、本来の用途であるサンプリング機材としては用いず、元々内蔵されているテスト・トーン用のサイン波だけを使って音楽を作っている。その極端なまでにシンプルでミニマリスティックなサウンドと、潔いまでに徹底した音楽に対する姿勢は世界的に大きな反響を呼んだ。ソロでの演奏、大友良英とのデュオ「Filament」、吉田アミとのデュオ「Cosmos」での活動を始め、国内外で様々なミュージシャンと共演してきた。本作は彼女にとって、『Sine Wave Solo』 (Amoebic)、『Derive』(Noise Asia) に続く3枚目のソロ・アルバムだが、演奏時間の短い曲ばかりからなる前2作とは違い、今回は60分にも及ぶ長時間を2本のサイン波だけで演奏した1曲のみ収録の超衝撃作!なお、タイトルは東京、代々木のギャラリー「オフサイト」で Sachiko M がおこなっていた不定期シリーズ「BAR さちこ」に由来する。