CD
meenna-984
限定500部
2017年10月15日発売
価格 1,500 円 + 税
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Rebecca Lane:フルート (1)
Michael Matsuno:フルート (2)
小川道子:クラリネット (1, 2)
Samuel Dunscombe:クラリネット (1, 2)
Johnny Chang:ヴァイオリン (1)
Erik Carlson:ヴァイオリン (2)
Lucy Railton:チェロ (1)
Judith Hamann:チェロ (2)
ギター奏者、杉本拓の近年は、作曲家として国内外の演奏家に曲を提供する一方、即興演奏家としても積極的に活動している。現代音楽のヴァンデルヴァイザー派周辺の作曲家や演奏家と頻繁に交流し、海外に出かけて演奏することも多い。5人の日本人演奏家からなる Suidobashi Chamber Ensemble のメンバーでもある。
杉本拓にとって、Meenna レーベルからは、2015年発売の『Septet』以来となるリリース作品。本CDには、彼が2017年に作曲した「Quintet」をドイツ、ベルリンと米国、サンディエゴで録音した、ふたつのヴァージョン (どちらも約30分) を収録。曲はフルート、クラリネット2本、ヴァイオリン、チェロの5人で演奏。1曲目のベルリン・ヴァージョンは、2017年8月6日のライヴ演奏。一方、2曲目のサンディエゴ・ヴァージョンは、2017年3月15日スタジオ録音。オーストラリアのクラリネット奏者、サミュエル・ダンスコム (Samuel Dunscombe) と、同じクラリネット奏者の小川道子が両方の演奏に参加。ほかの演奏者は、ベルリンが Rebecca Lane (フルート)、Johnny Chang (ヴァイオリン)、Lucy Railton (チェロ) 、サンディエゴが Michael Matsuno (フルート)、Erik Carlson (ヴァイオリン)、Judith Hamann (チェロ)。杉本は作曲のみで、演奏には参加していない。しばしば重なり合い干渉し合う管楽器のロング・トーンと、さりげなく放たれる弦をはじく短音が終始続き、シンプルな構成美と静謐な響きが全体を貫く名曲にして名演。