CD、レーベル:Meenna、CD番号:meenna-962、2021年12月発売。
英国即興音楽シーンを支えてきた重鎮のひとり、ギター奏者のジョン・ラッセル (John Russell) は2021年1月19日にこの世を去った。1954年12月生まれ。10代後半からロンドンの即興音楽シーンで活動し、長年、英国、欧州はもとより世界中をツアーし演奏してきた。親日家として知られるラッセルは2001年に初来日して以降、幾度となく来日。晩年の2018年と2019年にも2年続けて日本を訪れた。
英国人サックス奏者、ジョン・ブッチャー (John Butcher) は同じ1954年生まれとラッセルとは同世代。英国人コントラバス奏者、ドミニク・ラッシュ (Dominic Lash) は1980年生まれで一世代若いが、ラッセル、ブッチャー、ラッシュの3人はトリオやその他の編成で何度も共演している。3人は2010年12月10日、スコットランド、グラスゴーでの GIO Fest III にトリオで出演。本アルバムには、この時の演奏を収録。CDジャケットには、グラスゴーのギタリストで GIO Fest III に同日出演していた Neil Davidson が英語で、2018年と2019年の来日時にラッセルと会うことの多かったサウンド・アーティストのすずえりが日本語で、それぞれ書いたラッセルの思い出を掲載。
価格:1800 円