1964年4月13日、東京生まれ。 ギターという楽器の持つ特質に、自身の欲求をミニマルかつストレートな形で加えていくことによる、原始的で即物的な意味合いを含んだ演奏を得意とする。無調でブルージーなアコースティック・ギターを中心に、ヘヴィーでサイケデリックなエレクトリック・ギター、ターンテーブルや具体物を利用した理不尽で不可解なミュージック・コンクレート / エレクトロアコースティック音響など、ミクロからマクロに至る音量を、繊細に、ときには大胆にコントロールし、身体の電子化を試みる。1987年に即興演奏を主体とする自身のバンド「Madhar (マダール)」を結成。それと平行して、「秘響弦楽五重奏団」、杉本拓とのギター・デュオ「Akiyama-Sugimoto」など多くのバンドで活動。2000年以降は、ソロ活動も活発になる。最近のバンドは、中村としまると3人のノルウェー人管楽器奏者とで組んだクインテット「古木撰集」。また不定期ではあるが、全可聴帯域ドローン・ユニット「Satanic Abandoned Rock'n'Roll Society」での活動もある。1995年に、ニューヨークで初の海外演奏。2000年以降は、ほぼ毎年海外遠征をおこない、西欧、東欧、北欧、北米、南米、オセアニア、アジアの数々のフェスティヴァルにも参加。 2000年以降は、ソロ・アルバム、他の音楽家たちとのコラボレーション・アルバムを国内外のレーベルから多数発表している。
Ftarri、Hitorri、Meenna、Improvised Music from Japan レーベル
秋山徹次 参加CD